リリホーム
公式キャラクター
りりぽん
この記事の監修者
管理部
小須賀 明貴
一級塗装技能士
一般石綿含有建材調査者
外装劣化診断士
雨漏り診断士
施工管理やお客様対応、建物診断や御見積作成等を中心に活動させて頂いております。
塗装工事の完了後に検査に行き、細かい部分までしっかり指摘し、完璧な仕上がりになるように日々努めています。
プロとして仕上がりにとことんこだわります。
【クリア塗装ってどんな塗装なのか】
クリア塗装とは、透明の塗料を外壁に塗装することを言います。
もともとの外壁のカラーやデザインをそのまま残したい方や外壁の雰囲気を残したまま劣化を防ぎたい方、現在の外壁に少しツヤ感を出したい方などにオススメの塗料です(^▽^)/
また、クリア塗装を施工できない外壁もあります。
【クリア塗装のメリット】
・デザインを活かしながら外壁を守る
クリア塗装には、外壁を守る重要な役割もあります。
種類によっては、UVカット加工が施されるタイプの塗料や、ツヤ出し、保護などのコーティングとしての機能が期待できます。
また、防汚性や耐候性に優れていてカビ菌や藻に強い塗料もあります。
・壁の劣化現象であろ「チョーキング現象」を起こさない
クリア塗装は、外壁塗装の劣化原因となるチョーキングを起こしません。
チョーキングの原因となる顔料を含まないためです。
チョーキングとは、紫外線によって白色の顔料が粉に戻ってしまう現象のことです。
暗い色の塗料でも白色は含まれている可能性があるので、チョーキングと無縁ではありません(´;ω;`)
しかし、クリア塗装は色自体を含まないのでチョーキング現象が起きません。
・好みに合わせた光沢感を出せる
クリア塗装は、光沢感が出るものやマットなもの、その中間のものなど、好みに合わせた光沢感を選べます。
艶のある塗料で塗装した場合は、新築のような輝きが出ます(^^♪
表面が滑らかに仕上がり撥水性が高くなるので汚れが溜まりにくく長持ちします。
マットな塗料で塗装した場合は、柔らかい雰囲気になります。
塗装後の経年劣化が見えにくく雰囲気の変化を感じにくいというメリットがあります(^^♪
【クリア塗装のデメリット】
・クリア塗装できない外壁がある
ご自宅の外壁材によっては、クリア塗装ができない場合もあります。
例えば、光触媒・無機・フッ素等でコーティングされているサイディングの場合は、クリア塗装をすることでその効果が薄れ、塗料が剥がれやすくなってしまいます。
・クリア塗装は劣化している壁に使えない
チョーキング現象やひび割れを起こしている外壁にクリア塗装はできません。
クリア塗装はひび割れを直す機能を備えていないので、せっかく塗装してもそのままひび割れが見えてしまいます。
また、チョーキング現象を起こしている外壁はチョーキングの粉がクリアに混ざり白っぽい仕上がりになってしまいます。