リリホーム
公式キャラクター
りりぽん
この記事の監修者
工事部職長
三塩 康浩
一級塗装技能士
有機溶剤作業主任者
足場の組立等作業主任者
熟練の技術とさまざまな工事経験から得た知識で、難しい現場も簡単にこなします。
プロとしてのプライドを強く持ち、このくらいで良いだろうと言う妥協を捨てて、日々仕事をしています。
【シリコン塗料とは?】
シリコン塗料は、シャンプーやファンデーションにも使われるシリコン樹脂を使用した塗料で、外壁塗装・屋根塗装で最も高い人気を誇ります。
住宅の塗料では、主にアクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料の4種類が使われますが、その中でもシリコン塗料は価格と耐用年数のバランスが良く、自宅の塗装に選ぶ方が多いです!
また、シリコン塗料は独特な光沢が長持ちする塗料でもあるので、艶のある仕上がりを求める方にも人気です!
紫外線や風雨によって塗膜が劣化しにくく、美しい状態を長く維持することができます。
【シリコン塗料の耐用年数】
シリコン塗料の耐用年数は、約12年~15年ほどです。
3年~8年が寿命のアクリル塗料や、5年~10年で寿命を迎えるウレタン塗料と比べると、耐用年数は長めとなっています。
塗料の寿命が長ければ長いほど、次の屋根塗装・外壁塗装までの周期が長くなるので、トータルで見た時の塗装回数・塗装費用が安くなる可能性があります。
より長寿命の塗料を使用したい場合には、耐用年数が12年~20年のフッ素塗料も選択肢になります。
寿命が長い塗料ほど単価が高額になりますが、将来のメンテナンスコストを抑えられるため、長期的に見るとリフォーム費用の節約になることもあります。
【屋根塗装・外壁塗装でシリコン塗料を使うメリット】
・耐久性に優れる
・低汚染性が期待できる
・色や価格帯の選択肢が豊富
・耐久性に優れる
シリコン塗料は、住宅に使われる塗料の中でも耐久性が高い部類で、約12年~15年の寿命を持ちます。
シリコン塗料は硬い塗膜を形成する塗料であり、防水性・撥水性が高く汚れにくい性質を持ちます。
600℃熱にも耐える耐熱性や、紫外線・酸性雨でも劣化しにくい耐光性を備えており、今後も長く住み続ける予定がある家の塗装に適しています。
・低汚染性が期待できる
シリコン塗料は、表面に汚れが付着しにくい低汚染性も備えている塗料です。
塗装から時間が経過しても汚れが目立ちにくいので、美しい家を長く保ちたい方に適しています。
透湿性が高く結露が発生しにくいため、家の内側にカビが発生して傷んでしまうことを防げるメリットもあります。
・色や価格帯の選択肢が豊富
シリコン塗料は、主要な塗料の中でも最も人気な種類なので、各メーカーがラインナップに力を入れており、カラーや価格帯のバリエーションが豊富なこともメリットに挙げられます。
シリコン塗料の中でも価格が抑えめの商品を選んだり、機能性に優れた商品を選んだりすることも可能で、家の雰囲気に合わせた色を選ぶこともできます。
デザインを重視したい方はもちろん、費用を安く抑えつつ寿命の長い塗料を選びたい方にもオススメです(^▽^)/
【屋根塗装・外壁塗装でシリコン塗料を使うデメリット】
・アクリル塗料・ウレタン塗料よりも高価
・フッ素塗料よりも耐用年数が短い
・弾性が低くひび割れしやすい
・アクリル塗料・ウレタン塗料よりも高価
シリコン塗料は、主要な塗料の中ではやや高価な部類で、アクリル塗料・ウレタン塗料と比べると平米単価も割高になります。
屋根塗装・外壁塗装のためにまとまった予算を用意できない場合には、シリコン塗料はやや不向きになります。
ただし、アクリル塗料・ウレタン塗料と比べて耐用年数が長いので、次の塗り替えまでの周期を長く見積もることができます。
なので、長期的に見ると屋根・外壁のメンテナンス費用を節約できることもあります。
・フッ素塗料よりも耐用年数が短い
主要な塗料の中で最も高価なフッ素塗料と比べると、シリコン塗料はやや耐用年数が短くなる傾向があります。
最も耐用年数が長い塗料を選びたい場合、シリコン塗料は中途半端な選択肢のように思えるかもしれません。
新築する建物の屋根塗装・外壁塗装で今後何十年と住み続ける予定がある場合には、シリコン塗料よりもグレードの高いフッ素塗料などを選ぶことをお勧めします(^^♪
・弾性が低くひび割れしやすい
シリコン塗料は表面の塗膜が硬く、柔軟性が低い塗料なので、劣化するとひび割れを起こしやすい性質を持っています。
地震の際に外壁材が割れてしまうと、シリコン塗料の塗膜も一緒に割れてしまうことが多いです。
硬い塗膜を持つおかげで高い防水性・撥水性を実現しているのですが、ひび割れが気になる場合にはウレタン塗料などの別の塗料を選ぶ、もしくは弾性シリコン塗料と呼ばれる弾性塗料を検討すると良いでしょう(^^♪