お役立ちコラム

錆止めの必要性

錆は金属を脆くさせるので、建物などの鉄部が錆びると安全性に問題が起こる可能性があります。
また、錆は金属の機能を低下させるだけではなく、見た目にも悪影響を及ぼします。

この記事の監修者

管理部

松村 圭介

一級塗装技能士
二級建築施工管理技士
一般石綿含有建材調査者
外装劣化診断士
雨漏り診断士

施工管理やお客様対応、営繕工事等を中心に活動させて頂いております。
現場を見に行くことが多く、その際にお客様から、笑顔でありがとうと言われる事がとても嬉しいです。
これからもお客様の笑顔を見れるよう、一生懸命頑張ります。

【錆止め塗装とは?】

錆止め塗装とは、鉄など金属の表面に専用塗料を塗り、腐食を防ぐ作業の事を言います。

錆は、金属に水が付着して酸素が加わることによって発生する化合物です。

錆が起こると、金属が劣化して、強度にも影響を与えてしまいます。

また、錆びた部分を放置していると、錆の範囲が広がっていくので、注意が必要です!

なので錆止め塗装は、錆が発生する前に行うのが効果的です。

【錆止め塗料の種類】

錆止め塗料は大きく分けると、「エポキシ樹脂系」と「油性系」の2種類があります。

油性系

油性系の錆止め塗料は、乾燥油を主成分としており、塗装の膜が厚いのが特徴的です。

なので、密着性と防錆性が高いというメリットがあります(^▽^)/

一方で、膜厚が厚い分、塗料が乾くまでに時間がかかるのがデメリットです。

エポキシ樹脂系

エポキシ樹脂系はエポキシ樹脂を主成分とした、油性系に次いで防錆性の高い塗料です。

エポキシ樹脂系の錆止め塗料は、塗料が浸透するので接着性が高く、素地を補強する効果があります。

速乾性や耐久性にも優れており、臭いが少ないのがメリットです(^^♪

一方で、エポキシ樹脂系は、油性系と比べると紫外線に弱いデメリットがあります。

なので、エポキシ樹脂系は屋外よりも屋内での使用に向いています。

【錆止め塗料の色】

錆止め塗料の色は、仕上げの色に合わせて選びます。

主に使われている錆止め塗料の色は、赤、黒、白、グレーの4色です。

「赤・黒」

赤や黒は、仕上げが黒や茶色といった濃い色である時に使用します。

逆に、上塗りが薄い色である場合、錆止め塗料の赤色や黒色が透けてしまう可能性があります。

「白・グレー」

白の錆止め塗料は、仕上げ塗装が白やベージュなどの明るいカラーの時に使用します。

白は日射反射率が高く、外壁や金属屋根に使用することで、遮熱効果が期待できます。

ただし、上塗りが濃い色の場合は、白やグレーが透ける可能性があるので注意が必要です!

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